美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

Chatte D'or 伊東 磨里子さん。

昨年 銀座ゆう画廊のグループ展でご一緒した

 

「Chatte D'or(シャットドール)」

 

の 伊東 磨里子さんと四谷で打ち合わせ。

 

10月に伊東さんと

 

ゆう画廊で展示会をご一緒する事になりました。

 

 

 

伊東さんの作品は

 

キモノを、ワンピースやスカートに

 

ただ作り替えるのではなく

 

着物や帯の素材と柄を吟味し

 

それぞれ持っている魅力を引き出し

 

新たな命を吹き込む

 

オートクチュール・リ・デザイン。

 

 

 

 

はじめてお目にかかったときの

 

伊東さんは一見、ほっそりとした穏やかで

 

微笑みを絶やさない上品な方だが

 

制作談義に花が咲き 

 

先に見えたその本性は

 

 

 

 

 

真っ赤に燃えるどん欲な創作魂を

 

 

「これでもかっ!!これでもかぁっ!!」

 

 

と作品に打ち込む 情熱のひと。

 

約半世紀かけて身につけた

 

技術と知識、天性のセンスを持っていながら

 

他の追従許さまじと妥協と怠惰を憎悪す。

 

ものづくりに関しては

 

 

 

もうほとんど鬼。

 

(あえて尊称「鬼」と呼ばせていただく)

 

 

 

 

会ってもわかりません。

 

みなさん、表向きの仏の顔に騙されますです、ハイ。

 

 

 

ここまで言うと

 

どんな恐ろしい作品なのか不安でしょうが

 

 

 

良質な正絹のアンティークを使い

 

こまやかな刺繍や、柄によってはビーズを施し

 

繊細で美しく引き立てたキモノ布を

 

大らかでありながら モダンで格調高く仕上げるのが

 

伊東磨里子流。(長いっ!)

 

 

私も作っていただいています。

 

 

*モデルは落合 良さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月14日から1週間、「銀座ゆう画廊」にて展示会をいたします。

 

仏の顔 見に来てください。

 

 

 

 

 

 

 

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帰りがけにいただいた

 

伊東さん手づくりの 「タマネギのピクルス」

 

オっシャレ~~♪

 

 

 

 

「スモークサーモンとクリームチーズのオープンサンド」

 

にピクルスをトッピング。

 

 

大変美味しゅうございました。

 

ご馳走さまでした。