美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

プロのいいわけ。

先月の半ば過ぎ

 

クロアチア人のスザンヌさんが

 

「一緒に展示会をしませんか」

 

とお誘いくださったあの日から1ヶ月とちょっと。

 

 

 

スザンヌさんは本名ではない。

 

なんでもクロアチア語の発音は難しいので

 

スザンヌさんのお母様が呼びやすいように

 

つけたお名前だそうだ。

 

どんな発音なのか、興味はあるが。

 

 

最近の美豆兎とITO SEIKO KABANの活動は

 

パーフェクトなオーダーメイドのクラッチバッグを完成させて

自画自賛

 

燃え尽きてしまった。

 

 

どうも気持ちにムラがある。

 

この歳にありがちなのかもしれない。

 

 

 

これがうわさの

 

不定愁訴 なのか。

 

 

 

 

せまい作業部屋に重い重機が3台。

 

あふれるほどの帯と着物と

 

工具に囲まれて

 

息が詰まる作業部屋もあっさり封印し

 

始めたばかりのバイトに精を出す日々。

 

 

 

実は何ヶ月も前から腕ミシンの糸調子が悪く

 

革漉き機 西山くんも機嫌が悪く

 

下手するとカレで指 落としちゃうしね。

 

 

仲の良い友人たちに

 

「もう、カバンやめちゃおうかなー」

 

とか

 

「飽きちゃった、潮時なのかもね」

 

 

とやさぐれていましたが

 

そんな時期に

 

スザンヌさんから

 

「新しいミシンの足しになるよう

 

展示会を一緒にやりませんか」

 

とのありがたいお話。

 

 

(ポジティブに生きていこう)

 

のささやきが聞こえたような気がします。

 

 

 

 

 

ちなみに彼女は日本語はかなり達者な方だが

 

細かいニュアンスは言葉より

 

ボディランゲージにあらわれる。

 

アーティストらしく

 

繊細に相手の気持ちを察するカンが良い。

 

言葉通じずとも

 

目っと目で通じ合う~♪

 

そおーゆー仲になりました♪

 

 

 

だ。

 

by工藤 静香

 

 

 

 

明日作品の発送で金曜日が搬入。

 

土曜日から展示会。

 

 

 

並ぶは旧作5点

 

新作は4点です。

 

 

 

作れませんでした、それ以上は。

 

 

 

楽しみに来てくださる皆様には

 

大変申し訳ないので

 

いとーは精一杯の歓待でお迎えいたしますね。

 

 

 

プロなら言い訳するな

 

結果出せ。

 

 

 

と、言われますが

 

バッグ作家プロじゃないなぁ。

 

言い訳してちゃあ。

 

苦しまぎれで今回は接客のプロに。

 

まんぞくさせまっせ。

 

 

期間 11月1日(土)~11月8日(土)

 

open 12:00~18:00

 

場所 アートギャラリーカフェ うとうと

 

   東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビル8+1階