昨年 年の瀬近し12月のある日
友人と銀座の小料理屋で
いい感じの歓談&飲み会やってきたのですね。
楽しかったし、美味しかったし
久々笑ったわ~
いや~~楽しかった楽しかった。
なんて、いい気分のほろ酔い加減で帰宅。
と
玄関開けたらなんと!
息子が金髪になっていましたぁぁ!!
ちょっとやそっとじゃ驚かない母親に
まだこんなリーサルウェポン 持っとったか、キミ。
「何やっとんじゃ!」って
自分のキンパツは棚に上げて
ランボー 2回目降臨。
「ガッデム!!」
あなた、明日は学校でしたよ。
生活指導からの親呼び出し回数
学校初 2ケタ記録
母を突入させる気ですかぁぁ!!
親子でキンパツなのに
キンパツの母親に触れずに
どうやって先生方
「キンパツダメ」的な説教できるとお思いに?
あはあは
はははは~。
しかもですよ、お金が無いとかで
母親からいい感じでお金引き出してきたアナタが
金髪にするお金はあるですか?
そうでしたか。
いちど氏になさい。
となりました。
翌日の終業式は
黒スプレーなるもので
金髪が完全に隠れるように万編なく
しつこくスプレーし
学校に送り出し
「髪に絶対さわるな。
目立たないように今日はとにかく大人しく
先生と一対一になることは極力避け、
とっとと帰ってくること」
を厳命。
無事帰宅。
それからシャンプーでゴシゴシ洗って
母の朝の努力をすっかり洗い流し
つくづく息子を眺め
金髪とはいえ
母のようなモダンとゆうか
シックさのかけらの無い
やたらパンチだけ効いてる
ヤンキーゴールドにイライラしていると
「金髪にすると母さん喜ぶと思ったのにぃ、
驚かせてやろうと思ったのにぃ ┐(´ー`)┌ヤレヤレ」
と言われ
(「ヤレヤレ」 じゃねぇ。)
「あら~
アンタもキンパツにしたんだぁ~あは~♪
似合ってる似合ってるぅ~
これでうちら親子は正真正銘の
ゴールデンコンビだね~♪」
って言う親いますか?
あんたの中の母親像に
アタシはとても
ショッキングですよ。
こんなどうしようもない
ムスコネタが炸裂しております
「ミズウサギノビボウロク」ですが
今年もよろしくお願いいたします。
で、後日
銀座の某美容室で、
髪染めながらこんな話をしたところ
カラースタイリストのHさん
(お店で『神』と呼ばれている)
が、ムスコの写メ見て
「抜き方が(ブリーチ)あっまぁ~い!俺ならきっちり抜く(キリッ!)」
と、イヤイヤ
ムスコ、まだ、高校生ですから。
神に髪の色抜かれたら
卒業できませんから。
信頼寄せてるメインスタイリストのAさん
「キャハ~♪それもいいねぇ♪」
無邪気に言われても
彼ら半端ないレベルで活躍されているトップスタイリスト。
こんな高給取ってるプロに親子で囲まれたら
私のバイト代なんて、吹けば飛ぶよな薄給ですから。
寄ってたかって
勘弁してください。
そう思いつつ
卒業できるかどうか
まだまだ油断出来ない日々を過ごしている。