美豆兎の備忘録

自宅工房でカバンを制作しながら、ベランダ猫の世話やカメラ、ヨガや彫刻、サムタイム骨董のお呑気ブログです。

怪談。

お盆もそろそろ明けますが、それでもまだまだ暑い日本列島。

 

そこで お金のかからない涼のとりかたを

 

美豆兎はご提案したいと思います。

 

 

 

「怪談」です。

 

 

 

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コワイひとは飛ばしてくださいね。

 

 

私もたま~に経験してますが

 

すごいのは 祖母と叔母と母と妹。

 

この4人は霊感体質で いつも面白い話を提供してくれます。

 

 

現在92才の元雀士 マサエは

 

枕元に亡くなった人が立つこともしょっちゅうで

 

近所で飼われていて死んでしまったペットらも大勢やってくる。

 

 

祖母はもともと動物ぎらい。

 

普段は祖母にとって意識すらしていない ご近所の犬猫たちが

 

死んで霊体となって祖母の家に自由に出入りし

 

「撫でてくれ」とやってくる。らしい。

 

 

 

 

霊体のくせに 息遣いや体臭もあって

 

いち時期 祖母は 

 

 

「わずらわしくて寝てられないよ」

 

 

と 言っていた。

 

 

 

私が小学生の頃は 室蘭の母恋というまちに住んでいる

 

祖父母の家へ 毎週末バスに乗り姉妹で遊びに行っていた。

 

 

週末は 雀士マサエも忙しく

 

ようは 近所の麻雀仲間と徹マンするのだが(孫を置いて)

 

(祖父母の家も怪異の多い家で それはまた別の機会に話すとし)

 

 

その家で お盆にあった不思議な話をしよう。

 

 

 

初めて怪異というモノを知った不思議なできごとだったので

 

とても鮮烈に覚えている。

 

 

それはお盆に 母の兄弟姉妹が勢揃いした日の夜更けのこと。 

 

(さらに伴侶、そして孫達も加わる)

 

夕食後のお風呂も入り終わり 大人たちはお酒も入って

 

のんびりテレビを見ながら過ごしていた。

 

 

電話が鳴り 祖母が出て

 

しばらくほがらかに誰かとおしゃべりしていたが

 

誰も気にも止めずにいた。

 

 

電話を切って戻ってきた祖母に叔父が

 

「誰から?」と聞いたように思う。

 

そして祖母が 遠縁のだれそれの息子で「たかし」から

 

と 答えたように思う。

 

 

 

 

と そのとき

 

突然立ち上がってバタバタとアドレス帳をめくり 

 

どこかに電話をかけ始めた。

 

 

祖母のただならない行動に まったりしていた空気が緊張し

 

テレビより

 

祖母の会話を聞き入るともなく 聞いていた。

 

 

かなり長い時間 話していたように思う。

 

私はことの成りゆきをぼんやりみていた。

 

 

電話を終えた祖母がすっと座って まずタバコに火を付け

 

焦れた叔父が 「どうしたのさ」

 

と 話を促す。

 

 

祖母は叔父に顔を向けて

 

 

 

 

「たかしは死んでいたんだよ」

 

 

 

 

祖母の話だと めったに会うことのない遠縁の息子に

 

「たかし」という人がいて

 

祖母はなんどか親戚の法事などで会ったことがあり 

 

ひとことふたこと会話を交わしたことのある人だったらしい。

 

去年 亡くなったと聞いたとき「へ~」と思ったくらいで

 

香典だけは送ったが あとは気に留めることもなく

 

すっかり忘れていたらしい。

 

 

 

電話がきたのはその「たかし」からだった。

 

 

 

「おばさん たかしだよ。元気かい」

 

 

との電話に

 

祖母も一度か二度しか会ったこともないのに

 

 

 

「たいした付き合いも無いわたしに どうしたんだろう」

 

 

 

くらいにしか思わず お喋りに付き合ったそうだ。

 

その時とてもおかしなことに

 

亡くなっていたことがアタマからぽっかりと抜けていた。

 

 

ただ 話の内容がおかしかったという。

 

脈絡もないなんだか中身のないはなしを

 

のんびり聞かされて

 

「じゃあ」と切れたと。

 

 

 

電話をきってふいに思い出し

 

親戚に確認の電話をしたら案の定 亡くなっていた。

 

 

 

 

もしかしたら 他の「たかし」という知人や親戚がいたんじゃないか

 

 

 

それからは集まった母の兄弟姉妹たちで 

 

深夜までアタマをひねっていた。

 

 

 

でも

 

 

 

電話が鳴ったのが22時半ころ。

 

その「たかし」が亡くなったのが 22時半すぎ。

 

ちょうど一周忌を迎えるころだった。

 

 

 

ただ これで話は終わらない。

 

 

 

それから9年たち 高校生になっていた私が

 

この話の真相を知りたくて

 

祖母に「たかし」のことを聞いてみた。

 

実際はどうだったのか 詳しく聞きたかったのだ。

 

 

 

が 祖母は 全く覚えていたなかった。

 

そんな話は知らん。と 不思議そうなのである。

 

祖母は身内の中でいちばん記憶力のいい人だ。(いまだに)

 

 

 

あんなにインパクトが強い話なのに なぜ覚えていないのか

 

その方が不思議で

 

あの時の状況を事細かく話してみても

 

まったく覚えていない とのこと。

 

 

 

子供の私は夢でも見て それを現実と思ったのだろうか。

 

何か 記憶ちがいをしているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、絶対そんなことはありえない。

 

あれが夢だなんて思えないし 記憶ちがいともかんがえられない。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「たかし」は確かにいたとのこと。

 

そしてやはり 10年前のお盆の時期に亡くなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで怪談は終了!

 

いかがでしたでしょうか。

 

涼しくなりましたか?

 

 

 

不思議なことってあるもんです。

 

 

 

 

 

さぁ、バッグ制作!

 

 

 

 

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