美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

東京レザーフェア。

なかなかハンチングを作る暇がない。

しょっぱなから言い訳ですが

雨の降る中

行ってきました 東京レザーフェア。

うろうろしている私を尻目に

今回フェアに誘ってくださったSUUTTOさんは

営業の方を捕まえては サンプルを送ってもらったり

販売最小ロット数を確認したりとてきぱき。

感心しつつ真似して 私もサンプル送ってもらう等々。

美豆兎の革×キモノのカバンは

天然の染料で染めた

タンニンなめしの革も使っています。

こちらの革、扱っているお店が少なくて

しかも お高い。

今回はぜひともタンニン鞣しを開拓しなくては。

気に入ったお店を何軒か見つけて お話を伺うことが出来た中

特に堂々とした職人ぶりが魅力の

カナメブランドの 佐久間 要社長のお話はためになりました。

通常ドラムで着色などした後の革は 伸ばして乾燥させるのですが

カナメブランドでは革の繊維を締めるんだそうです。

伸ばすのではなく 締める。

そうすると何十年でも保つ革が出来るとのこと。

この行程で仕上げしている会社は

日本でも3社くらいしかないそうです。

イタリアに負けない良い革です。

良い革は高いんです。

力強くおっしゃっていた。

そうでしょうとも。

それでなくとも

天然の染料で染めた革は 大変時間と労力がかかりますもん。

美豆兎のカバンは高いと思われる方が居るかもしれませんが

使っている革も良いものです。

どうか ご了承ください。