美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

和つながりの出会い。

 

 

 

先日 日暮里の生地屋さん、齊藤商店さんのご紹介で

 

呉服屋 村田商店さんへ行ってきました。

 

 

美豆兎の作品の紹介と

 

伊藤のせまい見識を広めるため 

 

といったところでしょうか。

 

 

楽しいおしゃべりの合間に

 

垂涎モノのお宝が

 

右手の押し入れや

 

奥の間から次々と出てきます。

 

 

着物じゃありません。

 

襦袢とか 印伝の信玄袋

 

村田さんの私服や鞄などです。

 

 

趣味がいい!

 

洒落ていて すっきりと洗練されているのは

 

良い物をたくさん見てきたからでしょうね。

 

おしゃれも経験ですから。

 

ご説明を伺いながら 手に取らせていただき

 

 

勉強になるなぁ。

 

 

話し上手な社長さんのおかげで 会話がはずむ。

 

お互い好きな話だから ニコニコしちゃうしね。

 

ちょっぴり 大人の洒脱な会話をいうものを

 

経験したつもりになりました。

 

 

勉強になる といえばずーと疑問だった

 

巾着の紐の持ち方、紐の処理の仕方を

 

教えていただきました。

 

 

目からウロコですな。

 

 

 

 

歴史を感じさせる 和綴じの家紋帳。

 

私の勉強になればと

 

アイディアとなるヒントを色々くださりました。

 

 

 

社長さんは気さくでハンサム。

 

奥様は笑顔をたやさない

 

美しい品のある方で

 

またお邪魔したいなぁ~~

 

 

 

 

お忙しい中 社長さんも奥様も 温かく迎えてくださり

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

その後 齊藤商店さんと近所の喫茶店へ。

 

なんとそこで またまた出会いが。

 

 

 

お手洗いで着替えをされて 出てきた

 

半纏に股引き 職人風のおじさま。

 

ふたりして

 

「かっこいい!かっこいい!」と連呼して

 

きっかけを作り 

 

 

(巷ではこれを”逆ナン”という)

 

 

お仕事を伺うと

 

宮石工をされているのだそう。

 

 

 

 

 

宮石工とは

 

神社・皇居・城などの石工事を専門に仕事をする石屋さん

 

だそうです。

 

これから近くの神社でお仕事だそうで。

 

 

半纏などで鞄を作っていると話すと

 

いらない半纏がたくさんあるから あげる

 

との話になりました。

 

え!いいんすか? 

 

 

「いえ 新品じゃない方がいいです。

 

藍がにじむので 良く洗った古いモノがいいです」

 

 

こんなことをハッキリ言っちゃう私に対して

 

ニコニコしていて下さいました。

 

気が合いそうです。

 

 

ところでこの方の着ている半纏がすごい。

 

横絽の半纏で 屋号が入った半纏の上に

 

さらに絽の印半纏を重ねて着ておりました。

 

真っ黒なのに透け感があり

 

オシャレだわ。

 

絽の半纏なんて 初めて見た~~!

 

 

 

お持ちになっている 印伝の信玄袋も

 

長年使われてきた味が出ていて 

 

カッコよすぎ。

 

 

 

 

 

大きな手は 指も太く

 

いかにも手を道具に使って生きてきた 

 

まさに職人の手をしていました。

 

今度会った時は

 

私の手と比べて 写真を撮ろう。

 

 

 

二人のダンディと出会うことができたのも

 

齊藤商店さんのおかげですね。 

 

本当に感謝です。

 

ありがとうございました。

 

 

 

まだこのあと 続くのだけど

 

また 明日。

 

 

 

 

〼高級呉服卸 村田商店 

 

荒川区東日暮里4-36-6

 

03-3806-5297

 

 

 

〼齊藤商店(安くて良品を揃えている 日暮里で人気の生地屋さんです)

 

荒川区東日暮里4-33-3

 

03-3803-4007

 

http://blogs.yahoo.co.jp/saito_shoten_nlm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の不二子ちゃんつながりで

 

今日は次元を載せてみた。