美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

ブツ撮り。

 

ネットショップにアップするためのブツ撮り。

 

ネット販売は 画像が命です。

 

どんな素敵な作品でも、画像が悪ければ全く売れません。

 

なので、ブツ撮りは工夫とお勉強が大切。

 

以前 下村しのぶ先生の「スワン写真教室」で学ばせて頂いたり

 

何年もかけてですが自己流も含めだんだんと 満足いく写真が

 

撮れるようになりました。

 

 

今回は 

 

美豆兎のブツ撮りを 紹介してみたいと思います。

 

 

先日 夫から借りたキャノン(EOS Kiss X6i)の

 

標準レンズから単焦点レンズに変えて

 

撮った写真をアップさせてもらいましたが

 

 

 

 

一眼レフの描写力は スマホカメラとはやはり違います。

 

作品に説得力があります。

 

またF値2.8のレンズはわがやの光量の少ない部屋でも

 

充分明るく撮ってくれて

 

しかも背景のまろやかなボケみはまさに

 

単焦点レンズの特徴です。

 

 

でもふだんイトーが撮影するときはiPhoneです。

 

iPhoneのカメラは正直スゴいと思います。

 

適当に撮ってもなんとなく雰囲気よい写真が撮れてます。

 

 

 

 

 

天気の良い午前中からお昼にかけて

 

やわらかな光量のある時間帯をねらい撮っています。

 

直射日光はさけ 斜光 または逆光で撮る場合もあります。

 

順光ではほとんど撮りません。

 

またストロボ撮影は禁止としています。(だれに?)

 

作品が貧相に映ります。絶対やめましょう。(だから誰に)

 

 

ご存知の方も多いとは思いますが

 

順光とは被写体に直接光をあて その光源を背中に撮影するもの。

 

 

作品のもつ味わいや表情が

 

白日のもとにさらされて のっぺりとしてしまう感じがします。

 

 

斜光は 被写体に対し横や斜めから光源をあてることで

 

主に被写体の立体感が出ます。

 

逆光は被写体の背に 光源があることです。

 

被写体(ブツ撮りなので作品)の素材感の表現などに。

 

 

わが家は西向きなので お昼すぎまで日差しがありません。

 

なので 窓辺にテーブルを持って行き レースのカーテン越しに

 

撮影しています。

 

それぞれのお宅によって 

 

ベストなタイミングや場所は変わると思います。

 

また、まわりの家具や床の荷物など

 

写真に映り込む場合があります。

 

撮影スペースと決めたところはなるべくモノを置かない

 

撮影スペースをあらかじめ確保しておくと

 

のちのちスムーズに仕事が運びます。

 

でも 日本のせまい住宅事情を考えると限界が。

 

以前 自分の作品を置いたらまさにピッタリの家具や

 

雑貨など扱っているお店やカフェ、ギャラリーなど

 

気に入った場所を見つけると

 

自己紹介しつつ撮影できないかどうか聞いたりお願いしたり

 

私は過去に何度かやったことがありますが

 

これならどこが映り込んでも素敵なカットになりますし 

 

作品自体も素敵度がぐーんとアップします。

 

 

 

 

余裕があればゆくゆくは家の中の家具、置物など 

 

撮影や展示会に使える什器に変えていくと 

 

販促に多大な貢献もし利用価値もあり

 

転売もしやすいのでおススメです。

 

トーは年に数回展示会もしているため

 

すこしずつ家具を什器につかえたり

 

撮影に使える小ものや展示会用のディスプレイ用品が

 

増えています。

 

 

 

 

話がそれましたが

 

ネット販売ではピントが合っていない写真は使えないので

 

何枚も念のために撮っています。

 

今回20個ほどの針山に200枚以上の写真を撮っていますが

 

1個に10枚は少ない方で 集中力が続かないお年頃です(トホホ)

 

たくさん撮っておいた方がよいのは 

 

パソコンでチェックしたときに ボケ写真をみつけたり

 

構図がイマイチだったりして 「撮り直しだ~!!」

 

と なげかなくて済むようにしています。

 

(撮り直しはめんどうです)

 

 

ついでに

 

iPhoneで撮り始めて 後日 単焦点レンズで撮り直した

 

ブツ撮り写真があるので比較。

 

 

針山の古くて繊細な美しさが映える 

 

アンティークのテーブルを台に

 

英字新聞を切り抜いてしたに敷くと

 

光が反射して被写体がほんのり明るくなります。 

 

またビックリするくらい テーブルの色がきれいに出ました。

 

被写体の下にある色で 被写体や映り込む家具の色も変わりますので

 

布や革、画用紙などいく通りか試してみるのも良いと思います。

 

 

iPhone撮影のときは快晴で、単焦点撮影のときは少し

 

日が陰っていました。

 

両方とも、フィルタ加工など一切していません。

 

 

iPhone(斜光)

IMG_1704.jpg

 

 

単焦点(曇り 逆光)

IMG_3702.jpg

 

 

iPhone(斜光)

IMG_1671.jpg

 

 

単焦点(逆光)

IMG_3715.jpg

 

 

iPhone(斜光)

IMG_1658.jpg

 

 

単焦点(逆光)

IMG_3704.jpg

 

 

iPhone(ストロボ)

 

 

ストロボをのぞき iPhoneでもかなりいい感じの写真が撮れています。

 

 

単焦点の方は少し暗く写してしまいました。

 

まだまだ勉強しなくては。

 

商品を明確に表現するなら iPhoneでも充分。

 

でも作品のドラマ性や温度感 雰囲気など作品の

 

持ち味を表現するなら一眼レフ、さらに単焦点レンズの

 

圧倒的なこの描写力。

 

自分専用のが欲しくなりました。

 

 

コレを読んでるサンタさんにお願い。

 

私専用の一眼レフ欲しいです。

 

しかもミラーレスで。

 

そして単焦点レンズもぜひお願いします。

 

 

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