美豆兎の備忘録

自宅工房でカバンを制作しながら、ベランダ猫の世話やカメラ、ヨガや彫刻、サムタイム骨董のお呑気ブログです。

「 のぼうの城 」

こんな埼玉観たことない!

 

(埼玉県内のポスターにはこう載っていた)

 

 

 

これは面白かった!

 

今は埼玉県行田市

 

忍城(おしじょう)であった実話なんですね。

 

 

 

ネタバレ含みます。

 

 

 

戦国時代のお話は あまり興味がなかったのですが

 

気まぐれに本を読んだら 面白い!

 

非常にお勧め。 

 

映画の方は若干 見劣りするかしらと

 

思っておりましたが

 

心配無用。

 

 

 

あまりにハマって

 

「水の城―いまだ落城せず (祥伝社文庫)」まで買って読みました。

 

忍城 キテます。

 

 

 

 

あの有名な狂言師 

 

野村萬斎さんが 主役の 

 

成田長親を演じておりますが

 

脇を固める役者さんたちもすごい面々。

 

 

 

 

 

攻められる方(忍城

 

 

この戦が初陣となる若き将

 

忍城の姫に恋をする 酒巻靭負(さかまき ゆきえ)

 

成宮寛貴

 

乱歩地獄で齋透 役を怪演したときから

 

目を付けていた才能豊かな俳優さんです。

 

 

 

巨漢の猛者 でも幼妻にめっぽう弱い

 

柴崎和泉守(しばさきいずみのかみ)に山口智充

 

ぐっさんですね。

 

 

 

漆黒の魔人と恐れられた 正木丹波守利英(まさきたんばのかみとしひで)は

 

俳優界ではもう押しも押されもせぬ 佐藤浩市

 

 

 

 

 

 

攻め方(豊臣軍)

 

 

天下秀吉の懐刀 石田三成

 

上地 雄輔。

 

すごい俳優さんになったもんです。

 

羞恥心で歌っていた頃のような 軽さはみじんもない。

 

主役の野村萬斎に喰われることもなく

 

三成を堂々演じきっています。

 

いや~驚いた。

 

 

三成の盟友で 後年 

 

江戸庶民に人気のあった  

 

武将 大谷吉継に大好きな俳優の 山田孝之

 

 

そして お茶目でこわーい天下人

 

豊臣秀吉市村正親

 

 

 

 

 

みんなそれぞれ愛すべきキャラで

 

敵も味方も応援したくなる

 

そんな 贅沢な作品です。

 

 

 

 

 

「でくのぼう」の のぼう様を中心に

 

どう考えたって 勝てるはずのない戦に

 

この男たちは

 

死んでも後世に名が残るをよしとし

 

そして仲間に負けない手柄をたてるチャンスとみる。

 

もちろん誇り高きサムライたちは 

 

弱者の鼻面を引き回すような

 

無礼は許すまじ と

 

開戦を決めるのである。

 

 

 

「う~ん」

 

(としばし間を置き)

 

「やっちまうかぁ!!」

 

 

と 運動会のようなノリ。

 

「応!」と答える彼らは

 

どこか吹っ切れた清々しさを持ち 

 

また 大変楽しげである。

 

 

現代では 考えようもないくらいの

 

戦(いくさ)バカ。

 

でもこの時代の男たちが

 

なんともいさぎよくカッコ良くて

 

少しうらやましい。