マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展
とっても混んでいました 相変わらず大人気のモネ展。
並ぶの大嫌いな道産子ではありますが
北海道に住んでいたときは 一番近い北海道立近代美術館で
片道146キロ。
電車で2時間半。
「door to door」ですと3時間以上。
行けなくもありませんが、往復6時間はちょっとした旅です。
覚悟が必要です。
こんな近くで巨匠の絵を観に行けるなんて、
今の境遇に感謝です。
カミングアウトします(あっさり)
私はおじいさんフェチです。
画家が描いた絵より 本人のポートレート集めています。
(ポストカードですけど)
出典
見栄えのよいおじいさん、大好きです。
そうじゃなくても 味わいのあるおじいさんも大好きです。
モネは生きているうちに成功した画家なので
ご存命中の写真がかなり残っています。
数年前の話ですが
ある美術館で それはそれは素晴らしい
モネの絵を堪能。
いや~~すごいね、感動したよ 興奮したよ
なんて友人と口々に言い合いながら出てくると
どこの美術館もそうですが
ポストカードやクッキーや一筆箋など売っている
お土産や(ミュージアムというのかしら)に出るんですよね。
アタマの中はまだ 巨匠の世界をさまよって興奮気味だから
えいやっ!とばかりに図録やらポストカードやら
遠い親戚のおばちゃんのことを突如思い出して
睡蓮などプリントされたスカーフなんぞ買ってしまうんですね。
毎度もれなく美術館トラップにかかります。
そのとき、数々の品物に埋もれていた
モネじーさん人形を見つけて
「はっ」とさせられました。
本当に「はっ」としたんです。
これは出会ったんだと思いました。
私がモネじーさん人形を手にじーっとしておりましたら
近くにやって来た友人が
「やめときなよ~~なんでこんなもの買うの。
じーさんのぬいぐみなんてすぐ飽きるって」
と半ばおかしげに半ばあきれながら 説得されました。
(たしかに。
おじいさんの人形なんて珍しいから気になるだけで
飽きちゃうかもね)
と その時は思ったのだけど
後ろ髪をひかれつつ帰って来てから
なんかやっぱり欲しい。欲しい。欲しい。
それから数年の月日が流れ
たまに思い出したり検索したり。
売り切れのモネ。
そして、今回はゲット!。
顔が変わったけど いいもんね~。
これは もう、びっくり。
もくもくと蒸気があがっていました。
人々の行き交う雑踏の音や 慌ただしく立ち働く
労働者たちの息づかいまでも聞こえました。
聞こえます。(2度言う)
マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展
2015年9月19日(土) ~ 12月13日(日)
http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_monet.html
上野の美術館の帰りにお勧めは ちょっと贅沢に韻松亭(いんしょうてい)。
予約をした方が確実で とても人気のある懐石料理屋さん。
昔は裏にお寺の鐘があり、その鐘の音が
松の林に反響することから
韻松亭と名付けられたそうです。
歴史は明治からと古い家屋ですが、とてもモダンで
外の景色を見ながらお食事や
デートにもお勧めです。
JUGEMテーマ:美術館に行ってきました