美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

奥野ビル。

前の日は スザンヌさんがバイト先にいらして

 

お昼のランチを一緒にとりながら

 

「銀座うとうと」での展示会に

 

お誘いいただいた。

 

 

彼女の作品展に

 

美豆兎も少しだけ 参加させて頂くことになりました。

 

ちょっとだけ。

 

 

 

早速 何を作ろうか考えていた休日の朝

 

放浪女子Kさんからの電話で

 

彼女に会いたくなった。

 

 

彼女は変わった人で、住所不定

 

お名前も偽名。

 

日本のあちこちを 青春18切符

 

移動しながら生活している。

 

漫画喫茶などで寝泊まりしているが

 

浮浪者ではない。

 

放浪者だ。

 

スナフキンだ。

 

 

わたしたち定住者組は

 

彼女の通り名 Kさんと呼んでいる。

 

 

そんな彼女と銀座を闊歩していたら

 

奥野ビル前に出た。

 

 

 

 

 

大変クラッシックなビル。

 

 

 

こちらの方が 奥野ビルを詳しく説明されておりますので

 

http://matome.naver.jp/odai/2139027958399425101

 

 

どうぞ。

 

 

 

 

Kさんとあちこち のぞきながら

 

そこここのギャラリーオーナーさんと立ち話。

 

 

 

いとーはイケイケ金髪。

 

Kさんは

 

赤い大きな日用品を入れたリュックを背負い

 

痩せた体に男物のワイシャツを着た

 

ご年配女子。

 

かなり怪しいコンビに見えたかもしれない。

 

遠巻きでうさん臭そうに

 

していた人も中にはいた(笑

 

 

 

そんななか

 

バッグ作家を探していたギャラリストさんに遭遇。

 

着物を着る友人もたくさんいるので

 

やってみませんか、との有難いお話でした。

 

 

 

でもコレから先どうなるか

 

自分でも来年のことはわからないので

 

丁寧な返事もせず帰って来た。

 

 

 

Kさんとは名残惜しいが

 

行くところがあったので

 

奥野ビルを出たあと

 

「またいつか」

 

とお別れした。

 

 

別れてしまうと、もう彼女との連絡手段はない。

 

また会える保証も無い。

 

そんな人とお友達付きあいするのも

 

人生ってなかなかおもしろい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日 Facebookギャラリストさんにメッセージを送ったが

 

いとーの失礼さ加減のせいか 返信はこない。

 

 

 

 

そんな日もある。