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美豆兎の備忘録

かばん作家を休業してベランダ猫の世話やカメラ、ウェブデザインや彫刻、サムタイム骨董のお呑気ブログです。

ヘアカラーとピアスで俺はなかなかカッコよくなる。

ムスコ 高校1年の夏休みのハナシ。

(ちなみに今は3年生)

ムスコは終業式を終え

すぐさま髪染めを決行した。

色は 赤っぽい茶。

おしい。

正直、あまりよい色ではない。

クリーム茶系なら

いまどき風であると思うが

自分で初毛染めの彼はたぶん

大宮駅前のMキヨで

きっと悩みに悩んで染めたい欲求と

あまりに変わると家庭内で面倒事が起きるのは容易に察せられることからの

妥協カラーを赤茶に求めたのだろう。

うむ。

それでも、母とのトラブルは 避けられないのだけど。

でも心はウキウキと

近所の悪友どもに軽く茶化されつつ

楽しそうに数日過ごしていた。

私も毎日、暑さにかまけて

冷えたビールの日々だったのだけど。

ところで、私には心配事があった。

ここ1ヶ月、心をくだき

少なからずも寝られぬ夜を経験していた。

ああ~あれはいったい

何処に行っちまったのか。

常に私とともにあったアレは

どうして何処を探しても見つからないのか。

愛の話ではない。

若さの話でもむろんない。

ビアスである。

ふだんなら無くしたって

そのうち出てくると放ったらかしにするが

こればかりは私をながなが苦しめる。

なぜならウチの夫が滅多にない

アクセサリーでも誕生日にプレゼントしようかな。

みたいな

そういえば結婚指輪くらいしかやってないか。

くらいな遠い記憶を久方ぶりに思い出し

「誕生日はみんななんかもらってるみたいだぞ

(友人たち談)私にもなんかくれ」

の妻を前に

腹をくくってお金を下ろし

あの有名なTFに来た。

べつにTFでなくてもいいんだけど、

バブルが青春時代だった世代の私たちは、

プレゼントといえばTFか?みたいなクセがある。

とりあえず向かってみた。

珍しく気に入り購入となった。

出かける時は必ずといっていいほど、着けて

かなり大切にしていた。

置き場所はだいたい決めてあったんはずなんだけど

酔っ払って

部屋のどこかに落としちゃったのかしら。

夫に無くしたことを悟られぬよう

こっそりあちこち探していた1ヶ月。

そんなある日の夕方

フフフフ~ン♪と

鼻歌まじりで帰宅したムスコの耳に

私のピアスが光っていた。

ムスコは1ヶ月前にピアスの穴をあけて

私にこっぴどく怒られていた。

若い時はいいけど

いいトシしたぷくぷくのおじさまの耳たぶに

穴があったら、私はぷく。

違う、ひく。

美意識のたかい

他を圧倒するオーラのあるおじさんになるのならいいが

そんなおじさんを私は知らない。

芸能人か業界人ならいざ知らず

(ピアスの穴みて)

「若い時に はしゃいじゃったのね」は

見識をかね備えるべき大人の男に不似合い。

なるべく、そんな男にならないように見張っていたが,,,

母:「それ、それ!それ!

  私のじゃないかぁ!!

  返しなさい(きっぱり)」

ムスコ:「ち、ちげーよちげーよ!」

取り上げて、彼に

『TF』

の文字を読み取らせた。

観念した。

お洒落したい、カッコつけたい

モテたい。

色々とキミにも諸事情はあるだろうけど

ダメだろ

黙って持って行っちゃ。

家族でもドロボウなんだよ?

もう、本当にガッカリだよ。

(と ブログなのでおとなしめに書いているが

本当は

怒り狂ったランボー降臨

問い:「ところでさ もう片方どうした?

   キミ片耳ピアスでしょう。

   もう一個、どこにやった?

反論:「しらねー、

    一個しかなかった」

問い:「そんなわけないだろ。

    どこにやった。

    あんたもしかして~

答え:「女の子にやったんじゃぁああ?」

白状:ちげーよちげーよ!

   

命令:「返してもらって来なさい。

    私ンダ!(私のものだ)」

息子:「お母さんの言うことは何でも聞くよ。

でも・・・・・・・

漢:「それだけはできねえ。・・・」

・・・・・うーむ。

たしかに。

そして二度と

ピアスの件に触れることはなかった。

そして今年の冬休みで金髪となったが

次は「タトゥー」あたりがブームとして来るんじゃないかと

ちょっとハラハラしている。