美豆兎の備忘録

日常と制作風景。陶芸と登山と猫。好きなものとこと。

近況 その2。

2月21日

 

「モノを捨てて旅を始めよう」

 

 

 

 

引っ越し当日までに 荷物を減らそうと

 

ゴミ袋20袋ほど捨てまくり

 

それでも足りず

 

当日はベランダにゴミを積み上げ

 

それでもまだ 引っ越し業者から

 

 

 

「荷物多すぎ」

 

 

 

と ささやかれ

 

大変反省。

 

 

 

持ち過ぎ人生に終止符をうち

 

「これでもかぁ!これでもかぁ!」と 

 

 

 

捨て地獄がはじまりました。

 

 

 

 

まずは 長いこと着ていない

 

着物をタンス一竿分

 

信頼出来る友人に譲り

 

 

肌襦袢や足袋などは捨て。

 

 

帯揚帯締め

 

友人たちへ。

 

 

素材用の着物はすべて 

 

キモノリデザイナーの友人のところに送り

 

 

10年間 コレクションして来た

 

大量のアンティークキモノ布は

 

最近 私の影響でバッグを作り始めた

 

友人に応援の意味で

 

全て譲った。

 

 

 

知らない人にまで回りまわるといいなぁ。

 

使わない材料やキモノは

 

欲しい方の元へ。

 

 

作品も捨てちまいました。

 

 

写真残っているからいいかぁと。

 

 

120cm×50cmの大作。

 

はっきりいって じゃま。

 

しかも、なんの怨念が込められているのか分からないけど

 

見るたびにその迫力と

 

雑な作りにこっちのエネルギー持っていかれるので

 

処分。

 

 

さらば たこ。

 

 

 

売れない旧作のバッグや私物のバッグ

 

小物、雑貨なども

 

ゴミステーションに段ボールを置いて

 

「ご自由にお持ちください」

 

 

と。

 

 

ご近所の方達が

 

結構マニアックな作品たちを持っていってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

新居。

引っ越し当日

 

広いはずのリビング(19帖)なのに

 

段ボールで埋め尽くされていた。

 

 

 

家具も処分。

 

革張りのソファーと

 

無印の大きなラック。

 

夫の机。

 

食器棚がわりに使っていた

 

キッチンストッカー(25年もの)も捨てたので

 

新居は食器の整理から。

 

 

 

食器は 釣り戸棚に収納することにして

 

雑多なものは シンクの引き出しと

 

ザルなどの調理道具

 

調味料はシンクの下。

 

 

 

入れてみて入らないものは

 

すべて処分することにした。

 

 

 

 

それからも まだまだ出て来た

 

捨てるもの。

 

 

 

そしてすっきりおさめました。

 

 

 

 

 

残したのは 骨董の食器。

 

作家ものの器。

 

 

 

シンクの下にも日常使いのお皿と

 

お茶碗を少し 収納。

 

 

 

展示会の準備もあり、

 

悠長に考えている暇もなかったので

 

 

 

「もったいない」

 

と言ってられない状況だった。

 

 

 

どんどん段ボールを開いていって

 

1週間で荷物を半分にする

 

捨て計画。

 

 

 

夫にも協力してもらうため

 

参考書に ゆるりまいさん 著の

 

「わたしのウチには、なんにもない」

 

を 読んでもらい

 

ふっきれたのか

 

溜めにためていた

 

膨大なゲームやビデオや雑誌を

 

手放してくれました。

 

 

 

夫も モノにあふれた生活が

 

ちっとも豊かじゃなく

 

かえって 不便で疲れることに

 

気付いていたようで。

 

 

私も キモノたちを手放したことで

 

思考がクリアになり

 

つくることがまた楽しくなって来た。

 

 

 

楽しくなった勢いで

 

 

ミシン買い替え。